群馬の食文化を考えてみると、やはり海無し県ということから山の幸を用いたものが多い。 そして、小麦の生産が盛んなことからか、「うどん>そば」の関係をはじめ、粉を用いた食べ物が多く見られる。 また、味に関しては、焼きまんじゅうなどに代表されるように「味噌>醤油」という食文化が成り立っている。
JR高崎駅の有名な駅弁である上州名物だるま弁当。 横川の釜めしと並んで全国的に有名な駅弁であり、こちらも群馬県優良物産推奨品にも指定されている。 上州の山々から採れる山菜や榛名の鶏肉などをふんだんに使っている。
“焼きまんじゅう”特製の味噌だれを塗りながら焼いたパンのようなもの。 写真では串から抜いてあるが、長い竹串に四つ刺してあるのが正しい。 県外でも上州名物焼きまんじゅうとして売られていることがあるが、 味が根本的に違うことがあるので是非とも県内で召し上がれ…。 専門店もあるが、ほとんどは観光地のおみやげ屋や県内のスーパーなどに軽トラックで売っている場合が多い。
写真には竹と松の二種類しか掲載しなかったが、お弁当の種類は多数ある。 その味と価格から群馬県民から親しまれており、群馬県優良物産推奨品にも指定されている。 イベントがあるとよく用意されるので、群馬県民の90%以上は食したことがあるのではないかと私は思う。 店舗は県内各地に20店舗以上あり、鳥めしに親しみのある県民は気軽に入れる店構えである。 しかし、県外では埼玉県に数店舗あるのだが、何故か客も店も高級な雰囲気を感じさせられるのは私だけだろうか?